土作り– category –
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施肥の計算方法
わかりやすい施肥の計算方法 土壌分析の結果に基づく、施肥の計算方法をわかりやすくご説明します。 その前に… あなたの畑の仮比重と作土についてご存知ですか? 仮比重について 作土層について 計算の流れ ① 目標値(適正値)と分析結果の値の差を出しま... -
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仮比重について
仮比重ってなに? 仮比重とは、単位容積あたりの土壌の固相重量です。簡単に言うと「土壌の重さ」です。軽いとフカフカの土、重いとガチガチの土と言うことです。土壌が圧密されていくと仮比重は高くなり、根の伸長が悪くなり排水も悪くなります。仮比重を... -
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土壌の種類の見分け方
土壌の種類 日本農学会法では5段階に区別しています。砂土 :ほとんど砂で粘り気がない砂壌土:大部分は砂だが粘土も感じる壌土 :砂と粘土が同じ位に感じる植壌土:大部分は粘土だが砂も感じる植土 :ほとんど粘土で砂を感じない 簡単な識別方法 畑の... -
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リン酸吸収係数について
リン酸吸収係数とは 土壌にはリン酸を固定する力があり、その力の指標としてリン酸吸収係数があります。土壌の種類などにより力が異なります。リン酸吸収係数が大きいと固定する力が強く、小さいと固定する力が弱くなります。なのでリン酸吸収係数が大きい... -
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作土について
作土とは 作土とは、作物の根が水分や養分を吸収するために容易に伸長していくことのできる土層のこと。人為的な耕うんの影響を直接受けた柔らかい部分です。作土の深さは耕起に使う農機具によりことなります。 農機具 作土の深さ鍬(くわ)10〜12cmロー... -
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各元素の役割
植物体内での主な働き 元素 主な働き窒素植物内で重要な働きをし、生育や収量に最も影響するリン酸植物の生長、根の伸長、開花などを促進するカリウムデンプンの蓄積や糖を果実へ転流を促進するカルシウム細胞膜の生成と強化や根の生育促進の働きがあるマ... -
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窒素
窒素について 窒素は作物の生育や収量、品質に最も影響しています。窒素には有機態窒素を無機態窒素があり、植物は無機態窒素を吸収しています。作物残渣や堆肥などの有機態窒素が微生物によって分解され、無機態窒素となり植物が利用しています。無機態窒... -
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リン酸
リン酸について リン酸は新しい細胞を作るために必要であり、根の発達にも大きく影響し、作物の生育に対して窒素に次いで重要です。リン酸は土壌pHが5.5〜6.5のとき、作物に利用し易い状態になります。また気温(地温)が低温より高温の方が吸収率が良くな... -
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マグネシウム(苦土)
マグネシウムについて マグネシウムは葉緑素の構成元素です。不足すると葉緑素が減少し、葉の葉脈間の緑色が退色するクロロシスを生じる。 過剰と不足 マグネシウムの過剰症は発生しにくいが、ほかの養分と拮抗作用がある。それにより生育障害が発生する。... -
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カルシウム(石灰)
カルシウムについて カルシウムは細胞膜や核形成の構成材料としての役割がある。またカルシウムは土壌の酸性矯正資材としても利用されている。 過剰と不足 カルシウムが過剰になることで拮抗作用のあるカリウムやマグネシウムの吸収を抑制し、生育に影響が...
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